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2011年12月30日金曜日

2011年、振り返ったとて悲しくなるだけでも……

ひゅー(どんどんどんどん)
本年、しんどい一年を近しく過ごしたAffinity Group(?)の友人 @wretchedcat(私はフォローしてない)と酔っ払いながら、滅茶苦茶な今年を振り返りますよ。

2011年イベントリスト(思い出せただけで、網羅的ではない)

■デモ的な何か
素人の乱:高円寺、渋谷、新橋銀座、新宿2回
NNMH:2回
オールスターデモ
Twitterデモ:3回
怒りのドラム:2回
福島の女たちデモ
経産省前「人間の鎖」
三鷹デモ
西荻デモ
国立デモ
年末ジャンボ東電前アクション

■政治的な何か
政府交渉:FoE+GPJ他:食品安全委員会の結果
土壌調査プレス発表
食品安全委員会傍聴:2回
農水省の暫定規制値見直し傍聴
「緑の未来」説明会、イベント
大江さんたちの記者発表
ハンスト学生ちゃんたちとのかかわり

■レクチャー的な何か
マガ9のイベント:2回(鎌田さん+雨宮さんのと、松本さん+小田さんの)
早稲田のイベント(白石さんと綿井さん毛利さん他)
学術会議「原発災害をめぐる科学者の社会的責任」(島薗さん押川さん唐木さん小林さん鬼頭さん他)
新橋:クリス・バズビー講演
中野:日隅さん講演
日仏会館:「若者と不服従」
下北沢:森住さん講演
キッドアイラックホールでやった写真展とトーク(白石さん他)
明大「原発と憲法」

■アート的なイベント
ChimPom「RealTimes」
Illcommonz他「アトミックラウンジ」「アトミックサイト」「原發供養之夜」
短編調査団の原発関連プロパガンダ映画集:2回参加
「みつばちの羽音と地球の回転」+鎌仲さんと坂口首相のトーク
100000年後の安全」
「セヴァンの地球の直し方」
「チェルノブイリ・ハート」
Under Control」
End:CIV」
「原発、ほんまかいな」
アトミック・カフェ

■その他微妙なもの
Tokyo Occupy六本木
OWS報告会:2回
映画「ANPO」
このタイミングで「Under Ground」
Illcommonz 6時間レクチャー「楽しいアクティヴィズム」

■酔っ払い対談
ぱんだ:色々大変な1年だったけど、思い出深い何かについて……

ねこ:原発が爆発したときの放送姿勢で全てが変わった。TV新聞の報道について不信感が決定した。Twitterも始めたし、インディペンデントメディアの報道を追いかけた。

ぱんだ:なんでデモに行ったの?

ねこ:3月の時点でさえ、政府や報道機関による情報統制が素人目にも明らかだった。市民を嘲る姿勢に腹が立った。何か意思表示の機会を探していた。

ぱんだ:でも、私が唯一探せた機会が高円寺デモだったんだけど、あれでよかったのかな?

ねこ:何でもよかった。どうせ人なんか来ないと思って。ただ一人でもいいから、意思表示できればよかった。

ぱんだ:でも、行ってみたら、たくさんの人がいたよね。で、ジンタラの歌が流れたとき、周りで、歌ってるおじさんとかがいたの。そこで、私は泣いてしまったよ。職場では、原発が嫌だと言っても、無視されていたから。自分だけじゃないって、初めて解放感があった。

ねこ:そう。こんなに、たくさんの人が同じ気持ちでいることに驚いた。

ぱんだ:あのときは、ランキンさんの車の後ろだったよね。

ねこ:非常に気負いながら、サウンドデモの始まりを待ってた。で、肩に力を入れて一緒に歌おうとしたら、「チンチン・ピンピン」で、脱力した(笑)。いわゆる日本の古いデモのやり方に対する既成概念が壊れたし。

ぱんだ:そこからは、幅が広がった……。いろいろあって、次のフェーズは、スネアを買ったことだと思うけど。

ねこ:最初のデモでは、自分は思想的な切り口が接点だったので、とにかく言葉でメッセージを発していた。

ぱんだ:長すぎて読んでもらえなかったよな。プラカード。字が細かすぎる(笑)。

ねこ:確かに、プラカードは地味だし、シュプレヒコールだけでは、たとえばサッカーのチャントとかに比べて、一体感がない。で、デモでは、ヴィジュアルや音楽のほうが、わかりやすいと思った。そのようななかで、ドラム隊は楽しそうで、言葉にならざるメッセージを効果的に伝えていると感じた。それで、ヤフオクでスネアを買った。

ぱんだ:でもリズム感がおかしいなあ……。

ねこ:ちくしょー。ぱんだを叩いて練習するぜ(笑)。参加する人たちの共同作業でリズムのうねりを作り上げていくためには、人の音を聞かないといけない。だから否応なくコミュニケーションが生じることになるんだよな。

ぱんだ:一人で「怒りのドラム」にパーランクで参加したけど、孤独感はなかったよー。だけど、デモは楽しくても、その後に落ち込むよね。自分バカかな、とか思って。まあ、気長にやるしかないけど。いちばん泣いたのは、福島のお母さんたちと東電本社の前を通ったとき。あれは、しんどかった。で、全く違うアプローチで、 そんなもやもやの意外な突破口になるかな、ってわくわくしたのが西荻デモだった、自分の場合は。

ねこ:正直デモに行っても、みんなが本当はなにを考えているかは確かめられない。あの場で話し合うわけではないし。にもかかわらず、ドラムを叩くなり、同じ空間を共有することで、「原発いらない」と声を合わせることはできる。そこからあちこちで言論の形成が始まればいいと思う。

ぱんだ:それを見る人たちが、なにか思ってくれるんだろうか。心もとないですが。

1 件のコメント:

  1. errata(2011/12/30)
    細かい誤字を直しました。本当に酔っ払って書いてますね。イベントの正式名称を記載していないものもあります。こういうテンションで文字を書くのは困ったもので、毎回シラフになると自己嫌悪に陥りますが、自己嫌悪というのは本当に反省しているのではなく、結局は同じことがやめられない甘ったれた根性なのだと、聞いたことがあります。
    うーん。。。

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