砂利を敷いた駐車場の一角にバラの花かと思えば、ほろ酔いと近眼のせいで、それはみすぼらしい春紫苑がゆらゆら。
北アメリカが原産で、かつては園芸植物として、わざわざ植えられたとのこと。
いまでは貧乏草なんて呼ばれて、荒れた庭や埋立地に群生していたりする。
ごわごわした茎と葉には風情がないけど、それでもキク科の端くれとして、黄色い管状花の周りを、桃色の舌状花がふちどって、マーガレットだって、ノースポールだって、親戚みたいなものなのに。
人間の都合で、植物の貴賎だの有用性だのを定めるのも、身勝手な話だけどね。
これはたぶんキュウリグサ。勿忘草の仲間だとか。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿