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2014年1月7日火曜日

瞳はダイアモンドとか。

もしも不真面目な人だけが、誤謬を犯すのであるならば、真面目な人はそういう人を蔑んでさえいれば、安穏といられたのかもしれないけど。
でも、実は全然そうではなくて。

生真面目に思い悩んで、あげく選び取った方法が、とんでもない帰結になることもあるし。

「答は風に吹かれているだけ……」とかで、不毛な議論を終わらせられたら、無駄な反目もなく、ラブ・アンド・ピースだなんて、安いウィスキーで乾杯して、仲良しになれたりしてね。
だけどもう、そういう鎮痛剤の、つまらないことと言ったら。

新年明けまして間もない今です。
希望という言葉の意味を、考える機会も何かと多いことでしょう。
天皇杯決勝? 箱根駅伝?? 不自然な仕事始めに設定された、パブリック・コメントの〆切日?

私的な悩みと、公的な問題意識の在り方と、天秤に架けたりしたら、それはそれで、どうにもありきたりな世間体に一歩、近づくような気もしてしまう。
贅沢は敵、でしょうか。
進め一億火の玉、なんでしょうか。
足らぬ足らぬは工夫が足らぬ、なのかな。

冷酷なほどの合理性と、やたらと湿っぽい情念と、そのどちらにも片足を置いて、今となっては果たしてそれが本当に、「自分の頭」と言えるかどうかすらわからない装置(おんぼろの)を仕方なく駆使して、嫌な方向に回りつつある歯車の上を、可愛い齧歯類のモノマネでもしてお茶を濁しながら、あんず色の朝焼けのほうへ、少しでも走って行こうか。

もしもこの老眼から涙がこぼれるとしたら。
それでも、それは高校生の頃に海辺の砂浜に腰掛けていたとき、制服のスカートのプリーツに滑り込んだ砂が目に染みたから。

たぶん、そんな理由だと思う。
まるで言い訳のように、いま、思うことです。

年末の国立。オリンピックを機に大幅改装とか。。





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