子どものころ、ある日父親が、「生きていることの意味は? と問われたら、俺はこう答えることにしている」と言った。
「自転車は、漕いでいれば倒れない。どこに向かうのかわからないとしても、なんで漕いでいるのかわからないとしても、足を止めてしまえば、倒れてしまう。だから、とにかく漕ぎ続ける。生きていくって、そんなことなんじゃないかな。俺が言えるのはそれぐらいだ。」
そのときは子どもだったから、「そうかあ」と納得したけど、あらためて思い出すと、何だかなあ、もう、適当に調子いいこと言いやがって、って気がする。
でも、まあ、たしかにそんな日もあるよな。
今日は、そんな感じで、明日までつなげることにする。
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