時はたって 昼がすぎ
夕方になり しんしん ひえて……
手足もひえて なんだかへんになってきたとき
わたしに やっと彼らのことばが通じたのよ
大島弓子『バナナブレッドのプディング』(初出『月刊セブンティーン』1977年)
わたし、薔薇の木は大好きだった。
でも、薔薇の木から好きだよなんていってもらえなくても、別に悲しくない。
そんなの嘘だろっていわれても、気合いと根性で本当にする。
薔薇のしげみを見ていたい。ずっと。
寒くても、あるだけコートを着込めば、まだまだ大丈夫。
大人になった衣良ちゃんは、意外とふてぶてしいものなんです。
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