私「ふふふ。伊東屋で材料買ってきたぞー。昨日、世界堂で探したけどなかったんだよね。土曜日はね、あのお魚のおじさんみたいな、かっこいい立体造形を作って、沿道のちびっこたちにうらやましがられるのだ。お母さーん、ぼくもあーゆーの持って歩きたいよー、ってな。」
友「ダサいから全然、人気が出ないだろうねえ。むしろ僕はドラムを叩くから、思わずちびっこが踊りだしちゃったりして、大人気なわけだ。」
私「あ? あの人だけリズムが変だよーって、笑われるんじゃないのぉ? ちびっこは正直だからな。リズム感がないのがバレバレだね。」
友「でも、本当ドラムは楽しいなあ。新宿のとき、近くにおじさんだったけど、かっこよく気持ちよさそうに叩いてる人がいた。あんなふうにできたらいいんだけどね。経験者なんだろうなー。これから中学校の鼓笛隊にでも入って、毎日叩きたいくらいだよ。ていうか、そこらじゅうにいるはずの鼓笛隊の子どもたちとか、バンドやってる人とか、みんな来ればいいのにな。楽しく人前で叩けるんだから。プロのミュージシャンとかも、たくさん来ればいいのに。ステージだけじゃなく、全行程を歩くためにさ。来てくれないのは、もともとこんなしんどいことを、わざわざノーギャラでやろうってほど、主張がないからなのか。」
私「来てくれればいいのにねー。あとさ、クストリッツァのNo Smoking Orchestraみたいな、喧しいブラスバンドとか結成しちゃうのもいいよね。ブラバン出身者って多いはずだよ。中高でやってて、今も楽器持ってるような素人なら、ちょっとリハすれば、あのくらいできると思うんだよね。私は管楽器じゃなかったから学校の楽器借りてたけどさ、お兄ちゃんは今もホルンとトロンボーン持ってるよ。まあ、我が家も長男偏重だよな、クソ。えーと、ラッパとクラとサックスと、トロンボーンと、スーザホンは無理でもできればテューバか、そんなもんで、十分いけるじゃん。スカパラとか好きな子も多いでしょ。そういうノリでもいいしさ。」
友「やっぱり社会層が重ならないのだろうか。。。まあ、それより、本当にダメだな、この国は、もうダメだな。いっそ人がたくさん死なないと、変わらないのか。そうでもならなけりゃ、変わらないのか。そもそも。。。(以下、酔っ払いの長い話)」
私「もう、こんな事態が起きたことで十分だよ。こんなことが起きて、それでも原発続けたいなんて頭おかしいさ。」
友「全然そんなふうに思ってないんだよっ、奴らは。痛くも痒くもないんだよ。金か、結局金なんだっ!(以下、さらに長い話が延々と)」
……以上、友人には無断で要約した、先ほどの長電話。
苦渋と怒りの表現を彷徨う日々の切実なやるせなさが、イマイチ伝わらないとしたら、それはひとえに、私の力不足です。
(明日こそ真面目にやります。すみません。。)
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